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くらしから見る日本と世界の情勢

2026年6月13日 梅村さえこ講演要約

皆さま、本日はお集まりいただき、本当にありがとうございます。

まず初めに、昨年の総選挙では、私たち日本共産党の議席が8議席から4議席へと後退し、日頃からご支援くださっている皆さまのご期待に十分応えることができなかったことを、心からお詫び申し上げます。 しかし同時に、皆さまの粘り強いご奮闘によって、北関東から塩川さんを国会へ送り出すことができました。これは本当に大きな喜びであり、忘れられない出来事です。

当確が出たのは午前3時20分。北関東4県でわずか3,700票差でした。文書にもありましたように、「1支部あたり2.7票差」で議席を守った計算になります。皆さまお一人おひとりの一票とお声かけがなければ、勝ち取れなかった議席です。どうか、ご自身の頑張りを誇りに思っていただきたいと思います。

1. 世界と日本の情勢 ― 危険と希望が交錯する時代

今、世界は黙っていれば戦争へと向かいかねない、非常に危険な流れの中にあります。

ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルによるガザ攻撃、そしてアメリカ・イスラエルによるイランへの武力攻撃。 文書にもある通り、これは「明確な国連憲章、国際法違反の無法な戦争」です。

一方で日本では、高市政権が軍事費をGDP2%へ、さらに3%、5%へと拡大しようとしています。 5月には「国家情報会議設置法」が成立し、政府のスパイ活動の司令塔となる組織がつくられました。市民監視の強化、人権侵害の危険が高まっています。

さらに、自衛隊と葬祭業者が協力協定を結んでいたことも明らかになりました。 「多数の死者が出ることを想定している」という事実に、私は強い恐怖と怒りを覚えます。

国旗損壊罪の議論も進み、日常の中で国旗をどう扱うかまでが処罰対象になるのではないかという不安が広がっています。こうした動きは、戦争国家づくりの一環として見逃せません。

2. 世界で広がる市民の反撃と希望

しかし、危険な流れの中にも、確かな希望があります。

アメリカでは、トランプ大統領の横暴に対し800万人の全米デモが起こり、NATO諸国でもスペインをはじめ、イタリア、カナダ、フランス、ドイツが米軍基地の使用拒否を表明しました。

日本でも「デモカレンダー」を見て初めて行動に参加する若い人たちが増えています。 6月7日のオール埼玉総行動では、オペラ好きの方、パンダ好きの方など、さまざまな市民が「戦争反対」でつながり、私も大きな希望を感じました。

核兵器禁止条約の批准国は99カ国に達し、世界の多数派は核廃絶へと確実に歩みを進めています。

3. くらしの問題 ― 消費税と物価高騰

物価高騰が続き、ナフサ不足も深刻です。 食料品だけの減税では暮らしは守れません。

文書にもある通り、私たちは「一律5%への減税とインボイス廃止」を提案しています。 物価上昇を踏まえると、これは年間約17万円の負担軽減になります。

埼玉県では、県議会が2回連続でインボイス反対の意見書を採択しました。 自民党議員も賛成に回るほど、業者の皆さんの声が大きく広がっています。

4. 地域でのつながり ― 後援会の力

私は最近、日光市を訪れました。 足尾銅山は栃木県で初めてメーデーが行われた場所であり、公害反対運動の原点でもあります。

4年前の中間選挙で1票差で議席を失った悔しさを胸に、日光の皆さんは総選挙で比例票を1.7倍に伸ばし、見事2議席を獲得しました。

その後援会の皆さんが党本部に来られた際、バスに葵の御紋のイラストが描かれていて、思わず笑ってしまいました。 90代から小学生まで、みんなでにぎやかに活動されていて、本当に素晴らしい地域の力だと感じました。

私の地元・蕨でも後援会旅行や交流会を続けています。 こうしたつながりが、政治を動かす大きな力になります。

5. おわりに ― 危険の中にある希望を広げるために

冒頭で引用したように、「危険と希望が交錯する情勢」の中で、私たちが声を上げれば、必ず政治は動きます。

世界でも日本でも、市民の力が新しい流れをつくり始めています。 来年の統一地方選挙に向けて、皆さまと力を合わせ、憲法9条を守り、暮らしを守る政治を実現していきたいと思います。

本日は本当にありがとうございました

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